フライフィッシングやほのぼのとした日常を綴ります。


by pukupukurin824
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鱒を見たかい

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昔、もうちっと若かりし頃は夏はあまり好きではなかった。ただ暑くて、汗だくで、脱いだって暑いし・・・。でも最近は1番好きな季節である。
汗だくだっていいじゃん!ハダカでいいじゃん!それが夏だ!ビールだ!太陽だ!!




30才を過ぎてからというもの、歳を重ねたせいか、それとも若返ったのか、夏に汗をかくことが苦痛ではなくなった。とてもすがすがしく、爽やかにさえ感じる。ただし、スーツにネクタイの汗は例外だ・・・。これほど不快なものはなく、非効率で見た目にも良くない。最近汗をかくことに快感を感じるのは、スーツの裏側にある、トップの写真のような青空の下の素晴らしい夏の渓流があるからかもしれない・・・。

そして・・・

梅雨も明けない8月の青空も覗く休日、月山に源流をいただく山岳渓流に足を運んだ。

早朝から8時くらいまで霧で渓が包まれ、幻想的な雰囲気の中釣り上がる。
フライは#14のエルクヘア・カディス。

ここぞというポイントで、期待をこめてフライをやんわりと水面に置く。
3つ数えると「パシャッ」と小さい反応。
よしよしと手元に寄せると、ハヤ・・・。

「まあ、いい。これからこれから」

次も「パシャッ」

ハヤ・・・。

「まだまだ・・。」

しかし、結局チビイワナが1匹出ただけで、活性は極めて低い様子。

大きな堰堤を越え、ここからはイワナだけのエリア。

霧も晴れ、日差しも強くなり、フライも#13ピーコック・パラシュートにチェンジ!
でも出ない出ない出ない・・・。
フライのサイズを落としても、少し沈めてもほとんど反応が無かった。

「イワナよ、どうした??」

この渓は、小さいポイントが多く釣り上がるのに時間がかかる。
ロッドを振る回数も増え、肩や手のひらがキツくなってくる。
熊鈴の音色だけが小さく渓に響渡る・・・。

苦労して釣り上がるも、このサイズが数尾。
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トータルで6時間は釣り上がっただろうか・・・、釣れないときほど疲れは増す。
身体も重い・・・。

でも気持ちだけはそんなに落ち込んでなかった。
川の底にへばりついて、エサを食べようとしない鱒たちに何度もフライを打ち込んで、
スイッチを入れようとする・・・。でも動かない・・・。

月山から流れてくる冷たいジンクリアの水を時折手ですくう。
汗ばむ身体にひんやり心地よい。
そんな釣りの合間のひと時に、

「あ~今川にいるんだな~」

と当たり前の何でもないことがじんわり手のひらを通して伝わってきた・・・。


最後の堰堤で竿をたたみ、車に戻って汗ばんだ長袖シャツとTシャツを脱いで裸になった。
爽やかな風が熱い体をすり抜け、気持ちよかった。

うん、夏だね!

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by pukupukurin824 | 2009-08-02 21:15 | flyfishing