フライフィッシングやほのぼのとした日常を綴ります。


by pukupukurin824
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『約束の地』

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 それは数年前、フライフィッシングを始めたときこの川の下流でキャスティング練習をした。その日は小雨が降っており、昼食を近くの手打ちそばで済ませ外に出ると雨が上がり、明るい5月下旬の太陽が顔を出した・・・。





午後からは実戦編ということで上流に移動したが、もちろんまともなループはできず3回に1回は
おまつりするか木の枝に引っ掛けていた。

そのときの状況は、小雨が上がり日差しが差し込むと虫たちも一斉にハッチして、魚の活性も
一気に上がっていたらしい・・・。

しかし初心者フライフィッシングにはそんなことよりもバックキャストで引っかかる木を何とか
して欲しい・・・

フライを数個ロストしつつ、たまたま短い距離を上手く流せたとき、

「パシャッ」

と勢いよくヤマメがフライに飛びついたのであった・・・・・・。


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数年振りに訪れたこの渓は少し増水ぎみだが、小さな虫がプンプン飛んでいて
時おりメイフライも水面を横切る。

フライはこの渓にぴったりなアダムスパラシュート#16。

そしてあのときと同じように水面を割った。

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 この渓特有の少し色白で、きめ細やかな肌を持ったヤマメ。

この美形1尾と出会うだけでもう十分だった。
5月の陽気とこの命を育む水の流れの中にたっているだけで、自分の心は満たされた。

帰りにウェーディングシューズやウェーダーを脱がずに車を運転して、
この渓に流れ込む小さな沢に寄り道した。

ちょうちん釣りでしか竿を出せないような沢だけど、少し開けたところを見つけ
小さな淀みにキャストした・・・。

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今年初のイワナだった。これも底の砂の影響か、
ちょっと色が白くオレンジの斑点も淡かった。

でも引きはイワナらしく重く強くなかなかのものだった。
ティペットがピーンと張っている感じがロッドを持つ手に伝わってきた。


この渓は何度も台風や大水で流れが変わり、いい淵も消滅してしまったそうだ。

「もう昔と違う・・・」

と何回も聞いていたが、魚たちは困難を乗り越え命を継いできている。
淵の中層を群れをなして泳ぐヤマメたちも確認できた。

数年前初めてこの渓流で釣れたヤマメと、フライに出た瞬間はまぶたを閉じると
今でもくっきりと浮かびあがる。

「フライフィッシングをずっとやっていこう、もっといろいろ知りたい、
いろんな渓に行ってたくさんの魚に会いたい・・・」

と静かに約束した場所・・・

そして今日、ここのヤマメと再会できて少しは約束が果たせたかなと思い渓を後にした・・・。

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by pukupukurin824 | 2010-05-04 00:35 | flyfishing