記憶を胸に
2012年 09月 29日
今年もあっという間のシーズンでした。最終の週末は子供がらみのイベントがあるので釣りは無しです。
でもその前に少し行けたのでダイジェストで・・・
最初はホームの渓へ。
累計で40ミリの雨が降ったのですが、さっぱり水量が増えてませんでした。
からからになったブナの森が蓄えたのでしょう、これだけ保水力があるということは森がしっかりしていて
従って渓も森によって活かされていることを考えるとうれしいことです。
まったく状況が変わってないような感じで反応がありませんでしたが、1時間くらいしてやっとの一尾。
浅いヒラキにいました。尺はぎりぎりないかな~
その後も1時間ぐらいまったくアタリがないので早めに切り上げました。
きのこも出ていないし山ぶどうも色が付いていなしで、やはり季節は遅れていますが、
急に涼しくなって一気に進んだでのしょうか。
続いてはヤマメの渓へ。
ここも保水力のある森で全然水がなくて大変でしたが、魚はけっこういて走られます。
透明すぎるところは無理なので、水通しのよいところをねらっていきます。
写真中央付近の岩がちょっと出っ張ったあたりにヤマメはいて、静かなライズを繰り返していました。
フライを#18のCDCダンに替えて距離をとります。
1発で決めなきゃいけないのに、ビビッてショートしたり全然見当はずれのところにフライは落ちます・・・
優しいヤマメは気にかけないでくれて、うまくレーンに乗ったとき・・・
グリングリンと気持ちのいいローリングをしてくれました。
お次のポイントは、S字の淵の先頭あたりにゆらゆらと魚影が見えます。
これも距離をとってフライは#18のアント。
今度は1発でキャストが決まりました。
するとゆっくりと岩魚のようにフライをついばみました。
最後・・・といってもこの2尾だけでしたが、9寸近いヤマメでした。
久々に7Xでのやりとりでドキドキしましたが、なんとか大丈夫でした。
シーズン最後に良い釣りを・・・とよく言われ、そうなればいいなあと思うけどそれは自然の中で
遊ばせてもらってる釣り。
最後の日が良い状態のときもあればその逆もあります。
悪いときは寂しくなったりしますが、そこをなんとか工夫して出そうとするのがフライフィッシングという釣りの
おもしろいところだな~と最近思うのです。
でも今年の異常気象は厳しかったです。人間だって辛かったのだから、魚だって大変だったはずです・・・
きっと来年はしっかりした森が渓を復活させて我々のところへ戻ってきてくれるでしょう!
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by pukupukurin824
| 2012-09-29 22:31
| flyfishing