月光川で逢った次男くん
2012年 03月 18日
このぐらいあれば、おおよそオッケーかな?ちいさなユスリカも水面を滑ってるみたいです・・・
ここは月光川。鳥海山の水を頂き、映画『おくりびと』の舞台ともなった渓。
そして今シーズンの解禁を迎える渓・・・
迫力のある鳥海山を目の前にすると、なんだか日本ではないような感じがする。
残念ながら、雲がかかり頂は見られなかったけど・・・
午前10時過ぎに到着して車から降りると、曇り空だったけど寒さは感じなかった。
ほとんど解けかかって、歩きにくい雪の上を進んで、水の中に足を入れても
冷たさは感じない。
しかし水の色は冬のそれで、生命感は感じられなかった。
ライズもないし、ニンフを沈めても反応がない。
一度車に戻り、遅い昼食をとろうとすると、同じようにカップ麺をすする方がいました。
秋田から来たというそのフライフィッシャーも、11時頃少しだけライズがあっただけで、
あとはまったく魚っ気がないとのこと。
「午後から少しでも日が差してくれるといいんですけどね~」と会話を交わしました。
聞くところによると、秋田の解禁は3月21日だそうで、待ちきれなくていつも月光川に
来てしまうそうです。
山形は3月1日だけど、大体が雪とか寒さで釣りにならないのだから、秋田のように
もう少し遅くてはいいのではないかと思うんだけどな~
午後2時くらいだろうか、少し上流に移動しプールを眺めていると、ポツポツと小さなライズが始まった。
水面を滑るユスリカ・アダルトにライズするシーンも見られたので、#20のユスリカを結び、
ダウンクロスぎみになるべくライズのレーンを外さないように流していきました。
するとクンクンと小さくロッドを曲げて手元にやってきたのは、小さくてきれいなヤマメでした。
しばらくすると対岸際や、少し上流のほうでもライズが始まり、一つ一つ丁寧に拾っていきました。
釣れてくるのはほとんどこのサイズで、小粒ですばしっこく豆々しているので、うちの3才の次男に
そっくりだと思い、クスっと笑ってしまった。
時間を忘れて夢中でライズをとっていると、集中しているんだけど、とても心地よい気持ちになってきました。
ミッジでライズゲームをする機会があまりなかった自分にとって、まさか解禁でこんなに熱中するとは
思いもよらかった。
ほんの数時間だったけど、遅い春を遊んでくれた月光川と、次男坊によく似たヤマメたちに感謝です!
とても楽しいひとときでした・・・
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by pukupukurin824
| 2012-03-18 22:38
| flyfishing